育成牧場の運営

ー CHALLENGE/CALF

育成牧場の運営

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育成牧場の取組

「地域に不耕作農地を作らない」という強い想いを持ち、平成20年2月にJAオホーツクはまなすの子会社として(株)オホーツクはまなす育成牧場を設立、10棟の畜舎(収容規模1,466頭)建設を実施し、地域内酪農家の育成牛の受入を開始しました。

その後も地域酪農生産者の規模拡大が進み、収容規模をオーバーしたことから、地区外の育成専門牧場への再預託で酪農家のニーズに対応してきました。更に近年も酪農経営者の規模拡大の勢いは加速度的に進展したことから、平成30年~令和元年に増築工事を行い現在の規模(収容規模2,214頭)とするとともに、令和3年度より地域内の肉牛肥育農家に授精前の月齢までの再預託方式を取り入れております。

地域内の酪農家は計画的に後継牛が確保できるとともに育成部門の外部委託化に取り組むことで余裕のできた労働力や自給飼料を生乳生産に向けられるようになったことから生乳生産量の増加に伴う収益性の向上を実現しています。

育成牧場の取組

「地域に不耕作農地を作らない」という強い想いを持ち、平成20年2月にJAオホーツクはまなすの子会社として(株)オホーツクはまなす育成牧場を設立、10棟の畜舎(収容規模1,466頭)建設を実施し、地域内酪農家の育成牛の受入を開始しました。

その後も地域酪農生産者の規模拡大が進み、収容規模をオーバーしたことから、地区外の育成専門牧場への再預託で酪農家のニーズに対応してきました。更に近年も酪農経営者の規模拡大の勢いは加速度的に進展したことから、平成30年~令和元年に増築工事を行い現在の規模(収容規模2,214頭)とするとともに、令和3年度より地域内の肉牛肥育農家に授精前の月齢までの再預託方式を取り入れております。

地域内の酪農家は計画的に後継牛が確保できるとともに育成部門の外部委託化に取り組むことで余裕のできた労働力や自給飼料を生乳生産に向けられるようになったことから生乳生産量の増加に伴う収益性の向上を実現しています。

概要

面積

放牧地 456.0ha、採草地 340.2ha、合計 796.2ha

施設

ハッチ舎2棟、ロボット哺乳舎2棟、離乳舎3棟、
育成牛舎8棟、妊娠牛舎4棟

受託頭数

3,041頭 ※令和3年5月末時点
・自社飼養頭数 2,587頭
・地区外再預託 296頭
・地区内再預託 158頭

組合員数

家畜管理作業員14名、事務員2名 計16名
※夏期は放牧管理1名増員

特徴

 ●生後3日齢の子牛を酪農家から預かり、哺乳・育成を行い授精して妊娠させた後、健康で生産性の高い初妊牛を分娩2ヵ月前に安定的に酪農家の元に戻します。

 ●受入時には個別管理を行うとともに着地検査を実施するほか、適正なワクチンプログラムの運用など徹底した衛生管理により事故率の低減と健康な育成牛の管理に努めています。

 ●放牧地利用と粗飼料自給率(75%)を維持することで、低コストで安全な飼養管理を行っており安価な預託料金設定としております。

 ●傾斜地の多い公共牧野の指定管理を受けており、夏期間の放牧による強い足腰づくりや、適正な粗飼料の給与により丈夫な食い込める腹づくりを行い乳用牛としての耐用年数の延長に寄与しております。