地域でつくるブランド牛
品質を支える工夫
紋別地区/株式会社山本牧場
山本 日出男 さん
地域でつくるブランド牛
品質を支える工夫
紋別地区/株式会社山本牧場
山本 日出男 さん
雄牛をブランド牛に
オホーツクはまなす肉牛協議会としてホルスタインの雄牛を肥育し、オホーツクはまなす牛を生産しています。主に関西向けに出荷しており、「北見牛」ブランドとしても出荷し、好評をいただいています。生まれて約2週間の子牛から育て、18ヶ月育成してから出荷します。まずは45日間ミルクで育て、その後育成牛舎で牧草を中心とした粗飼料と、栄養価の高い配合飼料とを混ぜ合わせた餌を与え、育てていきます。


餌の種類、与え方の工夫
健康で美味しい牛を育てるにはまずは腹づくりが肝心です。若い牛には量も多く食べられるように柔らかい牧草を、育ってきた牛に対しては少しかための牧草を与えて、餌をよく食べるよう育てていきます。柔らかく甘い肉質にするため、飼料には海藻を混ぜ込み、牧草は最適なタイミングで刈り取りをするなど、与える餌にも細心の注意を払います。
美味しく、
均質な生産のために
牛の生育には色々な技術がありますが、基本はストレスや病気がなく、健康で食欲旺盛な牛を育てること。理想は、皆がリラックスして静かな牛舎、牛のベットである敷料を頻繁に取り替え、できるだけ衛生的で過ごしやすい環境をつくります。また、牛にも個性があり、恥ずかしがり屋の牛から食いしん坊の牛まで、個性に応じて牛舎内の場所を入れ替え、栄養が皆にいきわたるよう工夫しています。時期や健康状態によっても飼料の配分や量を変え、安定した品質を保っており、消費者からは柔らかく美味しい赤身の肉質はとても美味しく、他のお肉の倍食べられる、という嬉しいお話もあります。

これからへの想い
肉の生産をする現場はあくまでも別々の農家で、飼育方法や考え方は様々ですが、同じブランドで、整った品質で供給していくためには、横の繋がりが重要です。頻繁に意見交換をしながら、全体として品質を上げ、安定させるために技術を共有していきます。昨今の技術革新により、肥育の対象になる雄のホルスタインは減少していますが、これからも地域一体で美味しいお肉を生産していきます。

雄牛をブランド牛に
オホーツクはまなす肉牛協議会としてホルスタインの雄牛を肥育し、オホーツクはまなす牛を生産しています。主に関西向けに出荷しており、「北見牛」ブランドとしても出荷し、好評をいただいています。生まれて約2週間の子牛から育て、18ヶ月育成してから出荷します。まずは45日間ミルクで育て、その後育成牛舎で牧草を中心とした粗飼料と、栄養価の高い配合飼料とを混ぜ合わせた餌を与え、育てていきます。

餌の種類、与え方の工夫

健康で美味しい牛を育てるにはまずは腹づくりが肝心です。若い牛には量も多く食べられるように柔らかい牧草を、育ってきた牛に対しては少しかための牧草を与えて、餌をよく食べるよう育てていきます。柔らかく甘い肉質にするため、飼料には海藻を混ぜ込み、牧草は最適なタイミングで刈り取りをするなど、与える餌にも細心の注意を払います。
美味しく、 均質な生産のために
牛の生育には色々な技術がありますが、基本はストレスや病気がなく、健康で食欲旺盛な牛を育てること。理想は、皆がリラックスして静かな牛舎、牛のベットである敷料を頻繁に取り替え、できるだけ衛生的で過ごしやすい環境をつくります。また、牛にも個性があり、恥ずかしがり屋の牛から食いしん坊の牛まで、個性に応じて牛舎内の場所を入れ替え、栄養が皆にいきわたるよう工夫しています。時期や健康状態によっても飼料の配分や量を変え、安定した品質を保っており、消費者からは柔らかく美味しい赤身の肉質はとても美味しく、他のお肉の倍食べられる、という嬉しいお話もあります。

これからへの想い
肉の生産をする現場はあくまでも別々の農家で、飼育方法や考え方は様々ですが、同じブランドで、整った品質で供給していくためには、横の繋がりが重要です。頻繁に意見交換をしながら、全体として品質を上げ、安定させるために技術を共有していきます。昨今の技術革新により、肥育の対象になる雄のホルスタインは減少していますが、これからも地域一体で美味しいお肉を生産していきます。
